2014年5月4日日曜日

【2021年版】福岡県のNシステムマップ 解説記事

【2021年版】
[福岡県域]全国簡易型Nシステムマップ(簡易型/警察庁仕様/AVI等/オービス)


R03(2021)年3月1日からの賃貸借契約は4回目のリースとなります。

・JETRO公共調達データベース - 福岡県 よう撃捜査支援システム 賃貸借契約 公示公告
https://www.jetro.go.jp/gov_procurement/local/articles/ee08213a8e8c5c37.html


福岡県警察について > 入札情報 > 令和2年度における一般競争入札に係る落札者の公示について
・よう撃捜査支援システム賃貸借契約に係る落札者の公示について (60kbyte)
https://www.police.pref.fukuoka.jp/data/open/cnt/3/7944/1/yougekisousasiennsisutemurakusatu.pdf

開札・落札日 R02年4月24日
賃貸借(リース)期間 R03(2021)年3月1日~R10年2月29日まで(7年リース)
総額 ¥1,241,899,428.-

他県の簡易型Nシステムと比較してみますと
群馬県の「車両捜査支援システム」ですが、予算では車両捜査支援システム路上装置リース契約、H31-H37年度(7年リース) 限度額1,531,342千円(15億3134万2000円)となっていますから、同程度のものと推測できます。
www.pref.gunma.jp/contents/100054685.pdf

今回の更新および増設では単筐体で二車線を読むことの出来る機種が投入されています。写真は糸島市二丈武 国202今宿BP リョーユーパン球場前のもの。

これが今回の撮像部です。
全国的によく見かけるP5(PSSJ(株)製)と見た目はほぼ同一も、中身のコンポーネントは二車線対応のものが搭載されているものと思われます。
赤外線照射パネルは水平方向に広い範囲を照射する様です。

そのため、片側1車線や中央線のない道路では車両の前後を撮影していると考えられ、バイクもナンバーを読まれていると考えた方が良さそうです。上の写真は大牟田市新町(いわゆる三池地区)のもの。

赤外線照射は昼夜問わず明滅しています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、過去分

【2014年版】
調査の詳細については別稿を参照して下さい。
実地調査によるNシステムマップの制作(福岡県編)
https://dumpthecore.blogspot.com/2015/01/n.html

内容の解説です。
・まず“警察庁仕様Nシステム端末”とは国の予算で設置したものです。

・AVI(旅行時間計測端末装置)については、以前は存在しましたが設置後20年を経過しても更新されず撤去されました。

・“簡易型Nシステム端末”とは交通信号柱など既存の設備に後付したり、簡易的なポールを建柱して設置する小型軽量のナンバー読取機のことで、当県では2004年度から導入されています。過去の実績を見ると5年経過で2度更新していますので5年リースと推測され、そうであれば2014年度からリースの3スパン目に入っています。後日記:7年リースでした。

路上端末(ナンバー読取機)の変遷を見てみましょう。写真は同じ場所(糟屋郡久山町久原 県21福岡直方線 上久原信号交差点 33.65091,130.51042)で撮影しています。



              2004年度~(1回目)F1
簡易型Nシステム端末(F1)


              2009年度~(2回目)F2
簡易型Nシステム端末(F2)


             2014年度~(3回目)S1(一眼)
         簡易型Nシステム端末(S1一眼)SUPR-11-HCA


更新履歴
2023-06-13,14 記事を整理
2021-04-16 更新対応中の追記
2020-12-03 更新が始まったためアップデート
2020-07-03 地図を埋め込み/ “ よう撃捜査支援システム ” 
2018-12-18 機種改称に伴い当該記述の変更 。
2017-06-11 この記事に検索からの流入が集中するため追記、関連記事へのリンク、画像追加等。



0 件のコメント:

コメントを投稿